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漫画「アオアシ」はサッカー素人でも面白いからおすすめ

エンタメ

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僕はサッカーのことはあまりわからなくて、野球が好きなんです。でもサッカー漫画「アオアシ」にめちゃくちゃハマっています。
週刊ビックコミックスピリッツで連載中なんですが、雑誌の発売日になると早く続きが読みたくなる。こんな経験は小学生のとき以来ですよ(笑)

というわけで、野球少年でもハマるサッカー漫画「アオアシ」を紹介していきます。

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サッカーの知識がなくても面白い

まず、僕がどれくらいサッカーに詳しくないかを書きたいのですが、興味がない人は読み飛ばしてもらって構いません(笑)

僕は小学生の頃から野球少年で、今も野球ファンです。野球漫画はいくつも読みましたし、よく野球を見にスタジアムに行っています。

対してサッカー漫画はほとんど読んだ記憶がなくて、覚えているのは子供の頃の「シュート」とか「ホイッスル」くらい。サッカーを生で観戦したことは一度もありません。
でも、学生時代にプレステ2でウイニングイレブンは遊んでいました。ロナウジーニョとかが活躍していた時代な気がします。

2010年くらいまでは話題についていくためにサッカー日本代表戦をチェックしていましたが、最近では代表の試合も見ないので、活躍している選手もほとんどわからない。監督もいまいちわからない。
もう本田と香川の時代じゃないらしいことはなんとなくわかります。サッカー知識はこんなレベル。

アオアシが面白い理由

サッカー知識がない僕でも「アオアシ」は面白いんですよね。
なんで自分がこんなにサッカー漫画を面白いと思うのかが不思議だったので、少し考えてみました。

サッカーの見方が変わる

サッカーって、敵の陣地に近づくと「ウォー!」ってなって、ゴールを外れて「惜しいー!」っていう見方しか知らなかったんですね。松木安太郎氏のあれです。解説者があの感じなので、きっと間違ってはいないと思うんです。

そしてそれを90分、いや、ハーフタイムとかいろいろ含めて2時間も見ているわけです。それでいて、結果として「面白かった!」といえる試合がとても少ない(ように思える)。
そんな経験を何度も重ねて、いつのまにか「サッカーはつまらない」という印象になってしまっていたんです。

でもアオアシを読んでいると、サッカーって実は戦術的にとても奥深くて面白いんじゃないかという印象に変わってきました。
守備の陣形とかスペースの使い方とか、よくわかってはいないんですが、そういうところに注目して見たらサッカーも面白いのかなと思わせてくれたんです。

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スポ根ものは安定

野球漫画やサッカー漫画に限った話ではないですが、スポ根ものがシンプルに面白いというのもあります。主人公が泥臭い努力を重ねて才能を開花させていく話は、もはや鉄板ですからね。

「アオアシ」は主人公の青井葦人(アオイアシト)が、愛媛から東京に出てきてプロサッカー選手を目指す話です。東京で出会った仲間やライバルと成長してく物語…と書くとめちゃくちゃ薄っぺらく思えますね(笑)でもそう思わせない人物描写とストーリー展開がアオアシの最大の魅力だと思っています。

ストーリーやキャラクターが面白い

葦人の才能を見出した監督の福田のおっちゃんや、チームメイトの大友や冨樫たち、そして先輩にして天才の栗林など、どのキャラクターも魅力的なんですよね。それぞれのキャラクターと試合前に繰り広げたエピソードが試合中に結果となって回収されていく流れが気持ち良くて仕方ない。

過去の連載作品と合わせ、ストーリー性に高い評価を得ていた小林有吾に執筆を依頼。スポーツ漫画に興味を示さなかった小林は一旦固辞するが、副編集長の強い勧めにより考え直し、引き受けることになった。また、作中のサッカー描写をサポートする役目として、スポーツライターの上野直彦にも協力を得て連載スタート。(漫画原作の経験もあるが、当作品でキャラクターやストーリー自体には関与していない。)
小林によるち密なストーリー構成、高い人間の描写力、画力、リアリティ等あいまってサッカー漫画の新機軸となり、9巻発売時に総発行部数100万部を超えるヒット作となった。(14巻時点の累計は200万部)。

アオアシーwikipedhia

ウィキによると、やはり作者である小林有吾氏の力によるものと評価されているみたいですね。小林氏のほかの作品も読んでみたくなってきました。

サッカー部分の描写も的確だ(と思います)し、作者と原案協力者の布陣が完璧にハマっていると思います。

主人公が点取り屋じゃなくなる

普通のサッカー漫画って、主人公は点取り屋か司令塔だと思うんです。野球漫画だったらピッチャーか強打者が一般的です。

アオアシの葦人も最初は愛媛の中学校で点取り屋として活躍していたのですが、東京のユースチームではディフェンス(サイドバック)へのポジション変更を命じられます。

主人公が点取り屋であることを否定される漫画。これすごくないですか。

ただ、アオアシを読んでいるとサイドバックってサッカーにおいて結構重要っぽい。なにより葦人はサイドバックとしての才能を評価されていて、守備も攻撃もできるコンプリートな選手として成長することが求められているみたい。

もう目からうろこですよ。新機軸のサッカー漫画と評価されていることもありますが、サッカーについては知らないことだらけなので、すべてが新鮮に感じられます。アオアシによってサッカーを啓蒙されているのが、まさに僕。本当に面白い。

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アオアシが面白すぎて現実サッカーがつまらない問題

「アオアシ」によってサッカーへの興味を取り戻しつつある僕ですが、現実のサッカーとなるとまた見方がわからない問題に直面します。アオアシみたいに一つの場面をじっくり掘り下げて見せてくれないから仕方ないんでしょうか。
テレビを見ていても「倒れた!PK!」とか「気持ちが大事!」とか言っていて萎えるんですよね(笑)

戸田和幸氏の解説は面白い

以前、深夜のテレビで戸田和幸氏が日本代表戦を振り返っている番組を見たことがあるんですが、それがとても論理的で面白かったんですよね。戦術論というか。
「アオアシ」ともどこか繋がる見方があるのかもしれないと思いました。

戸田氏と言えばあれです、日韓ワールドカップのときに赤髪モヒカンだった戸田氏ですよ。その時代は知っているんです。だからこそ、イメージと違ってすごく理知的な解説をしていたので驚きました。

僕は野球がわかるのでテレビを見ていて理解できますが、あまり詳しくない人も中継を見ているわけで、解説者の仕事っていうのはそのスポーツを発展させていくうえで本当に重要なんだなと実感しました。

アオアシが面白い!のまとめ

少し話が逸れましたが、とにかく「アオアシ」が面白いよっていう話です。サッカーに詳しくない野球ファンでもハマるレベルです。サッカー好きな人はすでに常識レベルでみんな読んでいるんじゃないかっていう想像をしているんですが、どうなんでしょうか。
サッカー好きもそうじゃない人も楽しめる「アオアシ」。おすすめです。

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