街中のいろんなところに点在しているレンタルボックス。最近はそのレンタルボックスにまつわる詐欺も出てきているようですね。
レンタルボックスとは?
レンタルボックスは、駐車場のような屋外スペースにコンテナを設置して、その中を収納スペースとして貸し出す仕組みのこと。トランクルームと言われたりもします。
簡単にいうと貸し倉庫です。
自宅に置ききれない荷物をレンタルボックスに入れておくと、いつでも出し入れできるというのが便利なところで、利用者数や設置数が徐々に増えてきているんです。
しばらく使わない家具・家電、季節ものの衣装、スノーボードや釣りなどのレジャーグッズなどを預けておく人が多いみたいですね。
使うときに出して、使い終わったらまた収納できるのでとても便利です。
月5000円程度の費用は掛かりますが、家賃を5000円上げて広くなるスペースは限られていますから、そう考えるとコスパは良いんでしょうね。
レンタルボックスにまつわる詐欺
そんなレンタルボックスですが、普及率が上がるにつれて詐欺行為も増えてきているようなんです。
僕がSNSで見た事例は、故人(亡くなった方)の情報をもとに連絡をしてきた詐欺でした。故人とレンタルボックスを契約していたと名乗る業者から手紙がきて…
- 違法な内容のDVDが見つかった
- レンタル利用料を払わなければ警察に通報します
- 故人の名誉が傷つきます
と言われたんだとか。
契約していた事実はないので被害には合わなかったようですが、故人をだしに使った卑劣な行為ですね。
もし故人に関連した連絡が来たらまずは確認、次に相談です。安易に直接連絡を取ったり、お金を振り込んだりしてはいけませんよ。
お悔やみ詐欺の手法
なぜこういった内容の連絡がくるかというと、なんらかの詐欺を働こうとする人たちがお悔やみ情報をチェックしているからなんですね。
主な情報源は新聞に載っているお悔やみ欄。地域によってはインターネット上に故人の名前や大まかな住所を掲載しているところもあります。
お悔やみ情報は故人が亡くなってしまったことを直接伝えられない人に伝えるためのもの。ですが、それを商売に使おうとする人も少なくないんです。
葬儀や仏具の案内などならまだいいですが、詐欺に使われてしまったらたまったものではありませんね。
おわりに
レンタルボックスにまつわるこのような詐欺は、たいせつな人が亡くなったあとの動揺につけこむようなひどい行為です。慌てずに親族や公的機関に相談するようにしてくださいね。
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