JRAの無観客競馬はいつまで続く？3日間開催は通常開催になる？

2020年2月27日にJRA（日本中央競馬会）は、無観客競馬の実施を発表しました。

異例の事態に競馬ファンはもちろんですが、競馬関係者も混乱している様子です。競馬ファンとしては一日も早く元に戻ってほしいところですが、原因が原因だけに見通しは立っていません。

無観客競馬はいつまで続くのか、先行きを予想してみます。

この記事は2月28日に更新したものです。
3月18日に最新の情報を記事の最後に追記しています。

JRAの無観客競馬はコロナウイルス対策

JRAがお客さんをいれないという決断をした理由は、言うまでもなく新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためです。

26日に政府が示した、大規模イベントなどの中止要請を受けて翌日、JRAは無観客競馬の実施を発表しました。

ちなみに26日には、競馬場の指定席の予約をストップしていたので、ある程度想定していたのかもしれませんね。

政府のイベント中止要請に前後して、いろいろなイベントの中止などが発表されました。EXILEやPerfumeのコンサートが急に中止になったのはかわいそうでしたね。

プロ野球もオープン戦をすべて無観客で行うことになっています。数万人が集まるイベントだけに、この決断も仕方ないのかもしれません。

無観客競馬が実施されるのは2月29日（土）、3月1日（日）の開催からです。
残念なことにこの土日は、調教師の引退や新人ジョッキーのデビューがある週なんですよね。

引退するダービージョッキー、四位さんの引退式は無観客の中で行われるそうです。

この無観客競馬は、当面の間と発表されていますが、いつまで続くかは発表されていません。
スポーツイベントやテーマパークは、とりあえず3月中旬までの休止や休園としています。

JRAとしてもそのあたりまでを想定しているでしょう。
3月20～22日の3連休は3日間開催が予定されています。ここはぜひとも通常開催したいところじゃないでしょうか。

ということで、個人的には無観客競馬は3月15日までではないかと考えています。

異例の無観客競馬ということで、競馬場にはもちろんお客さんがいません。
それに加えて、ウインズ（場外馬券売り場）も閉鎖になることが決まっています。

ウインズは狭い空間で屋内ですからね。換気がされにくいことを考えると危険度は競馬場よりも高いんじゃないでしょうか。

競馬場でもウインズでも馬券が買えないということで、馬券を買うことができるのはインターネット販売のみです。
指定銀行口座を持っていれば即PATに加入できるので、この機会にネットで馬券を買えるようにしておくのもいいですね。

どの業界もそうですが、お客さんを入れられないイベントは収益が上げられません。競馬にはインターネット馬券があるとしても、売上の落ち込みは間違いないでしょう。

今後の新型コロナウイルスの状況や政府の方針次第ではありますが、上手くいけば3月20日からの3日間開催は通常通りできるんじゃないかと予測しています。

何はともあれ、一刻も早く新型コロナウイルスの蔓延が落ち着くことを願わずにはいられません。

最初の発表から3週間ほどが経過した2020年3月18日には、20～22日に行われる予定の3日間開催の無観客競馬も決定しました。

この記事を書いた当初はこの辺りには事態が落ち着いてくれたらいいなという希望的観測を持っていたんですが、それも叶いませんでした。

スポーツやイベント、テーマパーク関係も4月上旬までは自粛の方向ですね。3月29日にはG1高松宮記念もあるのですが、お客さんを入れての開催は難しそう。
無観客G1はかなり残念ですね。

そこから大阪杯があり、春のクラシックへと続いていきます。
コロナウイルスの流行とその影響はどこまで続くのでしょうか…。